訪問記 der Besuch

2012年2月 7日 (火)

シルバーマスター+活版A2ポスター(啓文社印刷株式会社)

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Cl&P 啓文社/Ad&D 平川珠希(LUFTKATZE design)

神戸の印刷会社、啓文社さんの企画で、シルバーマスター(軽オフ)と活版印刷でのA2ポスターの実験でデザインしました。

「四季」をテーマに、色を重ねたり、文字を重ねたりの実験を含めてみました。シルバーマスターは特色4色+銀、活版は黒一色です。


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シルバーマスターは初めてだったので、どのくらい細かいことができるか、色を重ねるとどうなるかなど、わからないながらの実験でしたので、特色4色に濃度の低い細い罫線を重ねていきました。


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当初一番細かい罫線は白の予定でしたが、色が出ないことから銀に変更。

活版印刷はせっかくですから、持っている木活字を使用することに。

そして、神戸へ立ち会いに行って参りました。

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「ガレーヂ」に目がいってしまう。


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中に入ると、何とも素敵な雰囲気。


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工場の隣にはワークショップスペース。


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活版印刷機やオフなど、広いスペースに沢山の機械が並んでいました。活版印刷機はA2の印刷機とハイデルの2台。


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啓文社の代表、安達さん(奥)と、工場長の安達さん(手前)にお世話になりました。


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活版は全て木活字。迫力いっぱいです。


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ムラ取り中。今回はカスレを少なめにしていただきました。


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1回目の印刷完了。



ここで、もし出来たら〜と思っていた中央の文字の重ねも試していただけることになり、

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位置確認しながら調整中。


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版を中央のみに。


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4回を濃度を少しづつ落とし、ずらして印刷していただきました。
こんな贅沢な印刷は実験ならでは。ありがとうございました。

他にも実験に参加されたデザイナーの方の作品も、とても素敵なものばかりでした。いつかお披露目できる時あれば、と思います。

啓文社さんはとても多方面に相談に乗ってくださり、今回本当にお世話になりました。また、若い方に技術を継承しようとしてらっしゃるところも素晴らしいです。ワークショップも開催されています!東京とは違った関西の印刷所さんと、今後も色々情報交換や交流ができたらと思っています。

啓文社印刷株式会社 http://www.k-bunsha.com/
兵庫県神戸市中央区二宮町1丁目14番19号
TEL:078-241-1825〈代〉
FAX:078-241-1827
MAIL:info@k-bunsha.com

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2010年8月11日 (水)

京都「唐船屋」

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京都の印刷の悉皆屋「からふね屋」さんが、昨年から開かれているお店「唐船屋」。会社には二年前にお訪ねしたことがありましたが、お店は始めてでした。昨年3月まで、長年活版印刷の業務も行われており(印刷機を運び出される記事はコチラT T;)、そのほかシルクスクリーンなど他の印刷物やWebもデザインから手がけられている、正に「悉皆屋」さんの会社です。特にブログでは目からウロコの印刷の情報が書かれています→「印刷見聞録

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店内はすっきりとしていて見やすく、床の黒がカッコイイです。
いくつかのブランドをセレクトして販売されていて、唐船屋さんオリジナルのものも数多くあります。封筒はどれも美しいシルクスクリーンで、どれにしようか迷ってしまったので、団扇 を購入しました。こちらもシルクスクリーン。飾ってもよし、使っても良し、と置き台も付いてます。
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LUFTKATZEの商品も取り扱っていただいてます。
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WASARAさんの食器もフォルムが独特で素敵なのです。

京都から何度もワークショップにいらしていただいていた「Y」さんと一緒に、社長の堀尾さんと色々お話しを伺いました。活版のこれから、電子書籍が出てきて印刷物のこれからなどなど。長く続け、繋げて行きたい。思いは同じです。

Gallery&Shop 唐船屋
http://www.karafuneya.com/gallery-shop/

■営業時間
平日
午前9時〜午後6時

第2・第4土曜、日・祝日
午前11時30分〜午後5時
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■定休日
不定休
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■所在地/地図
〒606-8345
京都市左京区東大路通仁王門下る東門前町505番地
電話/075-761-1167  FAX/075-771-8539

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2009年5月26日 (火)

印刷の悉皆屋「からふね屋」さん

Dsc08522悉皆屋、とはプロデューサーやコーディネーターの意。からふね屋さんは印刷に関して古きものから新しいものまで相談できるところです。

昨年10月の終わり、クリスタさんと京都の印刷所を訪問しました。以前このブログでも紹介したことのある「からふね屋」さん。訪問したときは、慌ただしくもう機械も止まっている夜にお伺いし、ご迷惑をおかけしましたのでもう一度今年ゆっくりと、と思っていましたら、3月に活版印刷工場を閉鎖されたとの記事が。。

活版を今までの技術をベースに違うインクを使ってみたり、多色刷りを多く手がけられていて、とても美しいものが多かったのでとても残念です。

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左:ハイデルベルクのプラテン印刷機。
右:この包装紙はここで作られていた!

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以前に調合したら色インクを保管している手製の箱。

Dsc08528 もっと早くご紹介をと思いつつ半年も経ってしまい、写真ももっとちゃんとしたの撮りたいからと、関西行きを計画しつつのびに延び、、、と思っていたのでとても残念でなりません。ですが長年就業された職人の方が定年はいつか来ることですので、印刷機も職人の方にも、素敵な印刷物を見せていただき、ありがとうございます、と言いたいです。

私もお世話になっている活字店、印刷所、どちらも一般の定年以上の年齢の方々が殆どです。そしてほとんどの所が後継者はいらっしゃいません。個人的には活版に触れる人は増えてきましたが、私も含めデザイナーや作家で携わると「職人」とは少し違ってきます。全てはきっと無理かもしれませんが、少しでも色々な形で皆で受け継いで、伝えていけるようにできたらと思います。

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2009年2月 9日 (月)

Beyer

Dsc08516 itohenさんにその後連れて行っていただいたブックカフェ「Beyer」さん。1Fでは欧州などから買い付けた本が並び、2Fではゆったりとお茶が飲めるカフェになっています。カフェでは色々なデザイン本も見ることができ、時間があればのんびりしてしまう素敵な雰囲気の場所です。

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吹き抜けになっていて、開放感のある空間。

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2Fはソファにカウンター席もいくつかあります。

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ご一緒した大阪在住の方も「こんな素敵な所が大阪にあったとは」と驚いていました。本当に近くにあったら通いたいお店です。Beyerさんのショップカードも活版印刷、奥にはデザイン事務所も併設されています。お近くの方は、是非行かれてみてはいかがでしょうか。

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beyer
〒543-0014 大阪市天王寺区玉造元町14-25
06(6625)8915
www.beyerbooks-pl.us
open 12:00〜20:00

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2009年2月 6日 (金)

itohen

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昨年10月末にクリスタさんと訪問した大阪のitohenさん。前々よりお世話になっていたので行きたいと思っていたお店で、色々な方から「とても落ち着く楽しいお店だよ」とは聞いていました。

その通り、時間があったらずっと見ていたい、そして買いたい物がいっぱいあるセレクト本屋さん。奥にはギャラリーもあり、真ん中にある大きくて落ち着ける木のテーブルでは、コーヒーなど飲めるカフェでもあります。デザイン事務所SKKYも併設されていてDMを始め様々なデザイン業務を代表の鰺坂さん・角谷さんとでされています。

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左:フリーゲンコプフの本が並びます。つい手が伸びてしまいそう。

右:ルフトカッツェの栞のセットと今は絵本「くろねこと12か月」も取り扱って頂いてます。

じっくり本も見たかったのですが、この日は皆でのご挨拶と時間もあまりなかったので、次回はゆっくり本を吟味しにいきたいと思います。

この日はドイツにいたCさんとクリスタさんとお邪魔し、itohenの角谷さん、オーストラリア出身・大阪在住デザイナーのダンカンさんにその後もご案内していただきました(その節はありがとうございました)。ダンカンさんはクリエイター向けの英語の先生もされているそうですが、日本語も堪能。大阪にいればレッスン受けたいです。

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そのダンカンさんのブログにこの時の事が事が詳しく書かれています(英語)。Superカードを気に入ってくださり、事務所に飾ってくださってるそうです。(ありがとうございます!)

itohen編
http://tsunagarid.blogspot.com/2008/11/itohen-north-osaka.html

A Visit from Germany編
http://tsunagarid.blogspot.com/2008/11/visit-from-germany.html

彼は色々な所をめぐって「D」という繋がりで輪を広めています。人との繋がりはどこから生まれるかわからないので、本当に楽しいですね。

今年もう一度大阪には訪問したいと思います。

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いとへん Books Gallery Coffee
        open 12:00-19:00 月・火曜 定休日
        〒531-0073 大阪市北区本庄西2丁目14-18 富士ビル1F
        Tel 06-6292-2812 Fax 06-6292-2789 
        E-mail ito_hen@skky.info

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2008年7月31日 (木)

オールライト工房オープニング

お邪魔したイベントなどをリアルタイムでアップできないのは恥ずかしいばかりです。というわけで、7月中に今月のことを。初旬にオールライト工房のオープニングパーティーにデザイナー仲間のSさんと出席してきました。

場所は東急多摩川線「鵜の木」駅。始めて乗る電車にキョロキョロしつつ降りると、下町のような暖かさを感じる駅でした。そして徒歩3分、出来たばかりの金羊社さんビルが見えてきます。

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オールライト工房さんと最初にお会いしたのは2年前の中村活字さん新年会から。その後もちょくちょく印刷所などでお会いしました。色々と面白い印刷をされている3人(4人?)組みクリエーターさんです。

セキュリティがしっかりとしたビル内に入ると、1Fに工房が見えます。パーティー会場は4Fに案内され、広い部屋には沢山の方々がいらっしゃり、活版界を代表する方や、提携の活版屋さんなどズラリ。様々なイベント、お仕事をされているオールライト工房さんだからこそですね。

1FにはSAB LETTERPRESSの武井さんにご案内いただきました。
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活版再生展でも展示されていたDELMAXと活字など沢山の道具。その隣には新しく購入した手きんが2台、別室には後にデザイン業務を行うそうで、朗文堂さんのアダナ21が置いてありました。うーん、うらやましいです。

現在の主流は手きんでの印刷だそうです。担当は高田さんご兄弟。弟さんはとっても素敵なデザインをされます。作業の話しなど聞いていると、私も頑張らねばと力を頂きました。

O03_2武田さんも高田さんお姉さんも猫好きと判明。活版好きは猫をこよなく愛すのでしょうか?猫と活版。何か生まれそうな。。

この工房からこれからどんなものが出来るか、色々な活動にも参加されていますしとても楽しみです。また、訪問記としていつか伺いたいと思います。

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2007年10月24日 (水)

番外散歩:DOCUMENTA12

Dsc06530 5年に一度、ヨーロッパ最大の近代アートイベント、ドキュメンタ。
今年はその年にあたり、6月から9月の約3ヶ月間、ドイツ・カッセルにて開催されました。
訪れた日は日曜日、会期ももうすぐ終わるころもあり、会場はとても混んでいましたが、会期中カッセルでのホテルは割り増し料金となり、周辺の街まで取れない状態です(私はICEで隣のゲッティンゲンに泊まりました)

駅に降りるとドキュメンタのパンフレットが。それにしてもこの分厚いのも無料。街中がドキュメンタとなっいて、この時期のデザイン誌の特集は全てドキュメンタ。ヨーロッパ各地から沢山の人が訪れています。

テーマは、「近代美術は我々にとってもう過去のものか?」「素の生き方とは何か?」「何をする?」の3つです。




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会場への案内板は全てこのデザイン。

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チケット売り場。大人は1日券18ユーロ。これ一つで5つの会場と駅までのバスなども乗れます。


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中心であるフリデリチアヌム美術館入り口の行列。他の会場を見て帰ってきても変わらぬ行列!!


すぐ近くにあるドキュメンタ・ハレ。
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ワンフロアーのみの会場に、等身大のキリンや大きなぬいぐるみ?、民族絨毯などスケールの大きい物を展示。



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左は展示の一つ。ここから見える風景が作品!?
第三会場Aue Pavillon。プレハブでできた一番巨大な会場。

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フリデリチアヌム美術館は入るのも入っても、入っても多くの人で作品を見るのに一苦労。
「Floor of the Forest」インスタレーション&パフォーマンス作品。

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山の上、ヴィルメルムスヘーエ城へはトラムとバスで。
水の城でガイドブックにも載っている所です。
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レンブラントの絵画の間に現代美術。これもDOCUMENTAです。

その他、興味のある方はサイトにも詳しく載っています(英語ページあり)
http://www.documenta12.de/

私の周りのドイツ人の反応は「今までで一番良くない」という意見が多かったです。
以前の会を見ていないので比較はできませんが、確かに難解なものが多かったです。
アミューズメントのような面白さもあり、見応えはあります。ただ、体力はいります。




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2007年10月 1日 (月)

散歩13 DRUCKLADEN

グーテンベルク博物館の隣に位置する印刷工房「DRUCKLADEN デュルックラーデン」。1990年に設立されたこの工房では、博物館の印刷物の作成、子供を中心としたワークショップなどを催しています。(↓右の大きな木の文字は、今年作られた物。椅子になるくらい大きいです)
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所狭しと活字や道具が置かれ、活版・版画に関するスペシャリスト達がスタッフとしていらっしゃいます。印刷物を乾かすために上から吊されているのが、展示の一つのようですね。

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企画展として展示会も常時催しています。この時は銅版画家の展示をしていました。
この工房でも印刷をされたそうです。
そして右には大きな木活字。この後ポスターになるのでしょうか。
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奥には活版印刷の全行程が書かれているパネルがあります。
左は日本でいう「地金彫り」の説明。
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この日は近くの小学校の課外授業の一つとして、子供達が紙版画と活版印刷の作業をしてました。
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好きな鉛や亜鉛の版を印刷している子も。木活字では、自分の名前を印刷していました。
左は印刷機と木活字。活字を並べ、マグネットで固定して紙を上にのせます。
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自分でレバーを引いて出来上がり。
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絵は重たい版を自分で運んで印刷。
先生は活字の所にいるだけで、絵の印刷は自分たちで好きに作業してました。 Dsc06391

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15歳までの誕生日の子供を招待したり、地元の小学校の授業の一環としていたり、子供を主体としたイベントなどの活動への功績として、責任者のDr Otto Martinが9月4日にドイツ連邦共和国より「ブンデスフェアディーンストゥクロイツ」を受賞しました。こうして子供達に伝えられていくことは本当に素晴らしいことです。


工房は見学自由ですので、博物館に行く際は是非工房にも立ち寄ってみて下さい。

Dsc06301DRUCKLADEN デュルックラーデン 
月〜金曜 9時〜17時(木曜のみ20時まで)
土曜 10時〜15時
休館日 日曜、祝日、年末年始など
見学無料 
ワークショップは基本子供のみ

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2007年9月28日 (金)

散歩12 Gutenberg Museum

Dsc_0178 マインツはドイツのプファルツ州の州都であり、グーテンベルクの生誕地でもあります。
活版印刷の発祥の地とも言えるドイツでの、さらに中心ともいえる、グーテンベルク博物館。
街の中央広場(マリエン・プラッツ)とシンボルである大聖堂のすぐ前に、博物館と工房があります。

(写真では伝わらないほど大きい大聖堂は、975年起工された建築物。マインツは第二次世界大戦で半分以上が破壊され、再建された街でもあります。)





1900年にグーテンベルク生誕500年を記念して、市民達で作られた博物館。
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中は地下1階から3階(ドイツでは1階のことをErdgeschossといい、日本でいう2階から「1階」と数えます。)
地下一階には印刷機がズラリ。そして実演なども行われていました。

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1階、2階には印刷物や革製本されて大切に保存されたものも続きます。その2階には「42行聖書」もあったというに、すいません。写真取り忘れました。


Dsc020413階には他国の活版や製本、紙の歴史などが展示されています。日本語の説明もありました。よく、ドイツの方から「なぜ、日本語には平仮名とカタカナと漢字があるのか?どう違うのか?なぜ平仮名だけやカタカナだけではダメなのか?」という質問を受けます。その説明がドイツ語で書かれています。(私の周りはこれで納得する人と半々です)そのほか中東やアフリカの文字についても触れられています。


ミュージアムショップには、活版印刷で作られた書籍や国内の作品、豆本、関連書籍、活字など様々なものが販売されていて飽きません。↓ショップで買ったグリーティングカード。左はショップ袋。

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マインツはフランクフルト空港から約30分。
立地も良く見応えのある博物館です。



Dsc06320_2 グーテンベルク博物館
Gutenberg-Museum

Liebfrauenplatz 5、55116 Mainz
Tel  : 06131-122640/44/Fax : 06131-123488
開館時間:火曜〜土曜 9時〜17時、日曜 11時〜15時
休み:月曜/祝日
入場料 5ユーロ、子供2ユーロ、7歳以下無料
マインツ中央駅から徒歩20分、マルクト広場から徒歩1分



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2007年8月19日 (日)

散歩11 真映社

先日樹脂版をお願いしたときに見せて頂いた、真映社さんです。
竹橋と神保町の間の神田錦町にあり、竹尾の本社にも近いです。

丁度夕方頃、亜鉛版を作る所だったので、出来上がるまでを見させていただきました。
凸版での活版では絵や活字でない文字など、主に樹脂版や亜鉛版を使用します。
他にもマグネ版や銅版などもあります。
ちなみに亜鉛版は活版専用ではなく、箔押しや平圧機でフィルムなどに印刷する場合にも使います。

亜鉛は劇薬の硫酸を使うので、使った分は貯めて業者に持っていってもらうそうです。腐食させるのに使います。

版に印刷する部分を転写し、チェックをして一度洗浄します。
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亜鉛は劇薬の硫酸を使います。腐食をさせるのですが、この使った液体は普通に捨てることはできませんので、貯めて業者に持っていってもらうそうです。洗浄の時に水を使っても硫酸に浸けた後の場合、やはり捨てれないので、分解して貯めるのです。
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これが分解し、貯蔵する機械です。
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腐食が終わったら機械に入れて凸版になるのを待ちます。
一回作るのに、注文がこの面になるべく一杯になるのを待つそうです。劇薬を使うので、できるだけ一度に済ませられたらいいのですが、今回は半分弱での製版です。
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15分待っている間、樹脂製版の方も見させて頂きました。
これが樹脂を現像する機械です。ネガと樹脂を露光させ、その後この版が作られます。
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Dsc06183 お願いした版のネガを発見!!
樹脂には厚みの違いや、柔らかさが違うもの、APRという流し込みで作るもの(真映社さんは既に板状のものを版にする)などがあります。





15分たって「開けますよ〜」と声がかかったので急いで下へ。
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緑の部分が凸になって出来てきます。
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上がった版を乾かしながら洗って、前との差を計量します。
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そしていらない所は最後に削って(歯医者さんのようでした)出来上がり。
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とても丁寧に綺麗に仕上げてくださいます。
樹脂や亜鉛の凸版を作るときには是非相談してみてください。


株式会社 真映社

凸版製版 樹脂や亜鉛版など
メールでの入稿もできますので、ご連絡の上送付してください。

〒101-0054
東京都千代田区神田錦町1-13
tel  03-3291-3025 
fax 03-3291-5026
shin.ei@mac.com

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