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2008年8月27日 (水)

保存

先ほどIllustratorで作業してたら、嫌な動きと共にアプリケーションが落ちてしまいました。そんな時にかぎって熱中して保存し忘れ。

コマンド+Sは基本!と思いつつ、たまにやってしまうのです。

今は自動保存機能というのもあるので、まっさらまでは行きませんが結局かなり戻っての作業となりました。その後友人のサイトに行ったら「保存した?バックアップとった?」の文字。ぐっさり刺さりつつ、「はい、忘れました」と心の中で言ってしまいました。

そういえば、Photoshopも今ではヒストリーで戻れますが、10年くらい前はヒストリーがありませんでした。一回しか「コマンド+Z」で戻れない。「え?そんなじゃどうすればいいんですか?」と先日新卒の子にびっくりされました。だから、途中経過のファイルがいくつもあり、これを忘れると大変だったのです。

しかし、活版印刷で「保存」を考えてみる。
「保存」というと出来上がった組版を解版せずに残しておく、って感じですが、今でいう途中での「保存」はありえないわけで、「間違った!」と途中に戻りたければ、そこまで手動で戻るわけだし、戻ったあとに「やっぱりさっきのが良かった」と思ってもやり直しなだけ。

途中経過をいくつも残すというのは、それだけの数の組版を最初から作らなければいけないし、その分のクワタも必要。今のデータを活版で同じだけバックアップを想像してみると、、、

そう考えると技術の進歩ってすごいな、と思ってしまいます。

ちなみに、私は少し変更して使わなければいけない組版や、手きんの位置を変えるときなど、紙におおざっぱに書いておきます。絵のように、ここに全角、4分が入ってなどなど。それでも出来上がったら「何か違う」ということはありますが。

Dsc07303 今でこそ、データ自体が壊れてしまうというのは希になりましたが、組版を誤って崩してしまいやり直しになるのは、データが消えてしまった時の心情と同じなんだな、と改めて思ってしまいました。特に比較したことがなかったもので。

←でもこういう組版は、崩れたら絶対にやり直したくありません。

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