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2008年7月23日 (水)

字のない絵本

先週「字のない絵本」というテーマのセミナーに参加しました。
フランスの編集者にして出版社の社長さんである、ティエリー・マニエ氏のアドバイスを直接受けれる貴重な機会でしたので、緊張しつつの参加でした。しかも周りはバリバリ活躍中のイラストレーターさんばかり。そんな所にデザイナーの私が5月に作った絵本を持って突撃です。

編集者からの視点は当然出版できるものですから「多くの市場に出せること」。
この点から今まで作った活版のものはコストとしても割に合いません。大きさやページ数などもある程度規定がありますので、その中でどのような表現ができるかが鍵になります。ゆえに今回・活版は封印。数日間で少なくとも「字のない絵本」でのストーリーボードまでは完成させなければいけないので、何で表現するかは迷う所でした。

最初に講義を受けた後、一人一人面接を受け、作品を見て頂く時間がありました。さすが、というくらい的確なアドバイスを受け、また自分でも「ここをもう少しココを良くしたかった」と思った所と同じ箇所を指摘を受けました。「くろねこと12か月」に関しては、クロネコという時点で欧州では売れないものだそうです。そして内容も日本の一年。アーティストブックとしては面白いが、流通はできないとのこと、それは予想していた反応でした。何よりコンセプトから内容、製本まで隅々まで見ていただきお話ができて大変嬉しかったのです。
ポートフォリオを見て頂き、アドバイスを受け課題の制作。字がありませんから、セリフもかけません。その分内容をしっかりと作らなければいけないので難しいものでした。色々ストーリーを書いて絞っていき、全く予想だにしない内容が出来ました。この数日間では完成してませんので、じっくりと絵を描いて完成させていきたいと思っています。どんなのが出来たのかはそれまでお楽しみです。

そして通訳をしてくださった方がとても素晴らしく、わかりやすくとても楽しく聞けました。絵本の翻訳をされている方なので、奥にある言葉まで訳してくださっていて感動です。
しかし、私の周りに最近フランス語を話す人が多い中、いつも訳してもらうのに慣れてて挨拶すら勉強していかなかったのには少し反省しました。これを機に簡単な言葉くらいは勉強しようかと思います。

絵本だけでなく、色々なかたちでの今後の制作にあたって勉強になるばかりの時間でした。いつかティエリーさんと仕事ができるくらいの本を作るぞ!とこれから日々精進です。

※ティエリーさん、主催者の皆さま、関係者の皆さま、参加者の皆さまお疲れ様でした。そしてお世話になり本当にありがとうございました。

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