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2008年6月

2008年6月29日 (日)

紙のもの

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BNN社から6月に「紙のもの」という本が出版されました。
色々な紙で物作りをされている作家さんたちが並ぶ中、
LUFTKATZEもご紹介いただきました。恐縮です。

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紹介されているものは「Super!」という木版活字で作ったカード。
展示会で編集者さんがとても気に入って下さり、このカードのみ見開きで載せることに。


一枚ごとに色をつけて印刷しているので、全てのカードが違う色になっています。
編集者さんと一緒に悩んで選別しました。
紙は色々試して、印刷の方法からして版画の紙がノリがよく、
その中でもカードにできる厚みのあるニューブレダンとアルデバランを使っています。

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多くの作家さん達の作品を一気に見れて、ふんわりとした雰囲気で楽しめます。
よろしければ是非ご覧になってください。

そしてSuper!のWebでの販売も始めました。
一枚づつ色が違いますので、Web用に少しづつ載せています。
S袋も組み合わせることもできますので、こちらも是非ご覧ください。

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2008年6月26日 (木)

メイク落としの意外な使い方

月・火には更新します。。。とか言って日付は木曜日。
今週早すぎます。

今日、偶然なものを見つけました。
クワタの整理をし、手を真っ黒にして帰ってきた私。
手は洗い油でも洗剤でも洗ってきましたが、指紋の所までは落ちてなかったりします。そのまま夕飯の支度をしようと手を見たら、、、黒い。このまま野菜を洗っていいものか、米を研いでよいものか、とティッシュでゴシゴシ拭くとまだ黒いものが付きました。

と、そこで目についたのがペーパータイプの「メイク落とし」。
マスカラも落とす物だから、もしかしてとゴシゴシこすってみたらこれが!!落ちるんです!!細かくやれば5分程度でキレイになりました。その後メイクも落とせる洗顔(←普段はキツイので顔には使ってない)で手を洗って終了。これは良い物を見つけたな〜とちょっと感激です。
前はネイルの余った除光液を使ったりしていたのですが、手が真っ白になりかゆくなるのでやめました。でもこのペーパーなら元々顔用ですし、長く使えるかも!?しれません。

指の話しをしたので爪の話しも少し。
ちょっと爪が伸びててキレイにマニキュアをしている女性の手を見て、やっぱりキレイだな、と思います。ネイルサロンとか横目で見て行きたいとも思いますが、すぐに手は汚くなりますし洗い油でとれてしまいますから、活版始めてからは手にマニキュアをしなくなりました。元々小さい頃から爪を短くする習慣のある私は、ちょっとでも伸びるとイライラするのでネイルサロンに行っても意味はありませんので足のみで楽しむ物となっています。でもやはり名刺とか渡すときに爪がキレイな人はいいなぁ、と。ちょっと憧れです。
(私の手を撮るわけにも行きませんので、荻窪の猫で代用です)
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2008年6月18日 (水)

まるごと活版印刷

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先日、100ページ近くの冊子がすべて活版印刷というものを見せていただきました。古い本ではなく新しい本です。しかもモノタイプで鋳造→文選をした活字で作られています。モノタイプの活字は普通の活字より溝が浅いんですが、圧を強くしたら裏ページがボコボコになってしまいますから浅くても何も問題がないですね。綺麗な印刷で、今や貴重な印刷発行物の一つかもしれません。印刷は別の所でされているとのことで解りませんでしたが、その現場を見れたらな、と思ってしまいます。

今週は立て込んでいるため、ブログの更新をお休みします。
また来週月・火にはアップ致します。

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2008年6月13日 (金)

かみの道具展2

今週はいくつかの展示会があり、行きたいものばかりでしたが全部を行くことが出来ませんでした。
その中の一つ、10日(火)に美篶堂さんで始まった、かみの工作所かみの道具展2のオープニングパーティーにお邪魔してきました。遠目から沢山の人が集まっているのがわかる盛況ぶり。(あろうことか、カメラを持っていったのに写真を撮るのを忘れ、道中の猫しか撮ってなかった、、、)
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DMから楽しさが伝わってくるように、それぞれの作品にはアイデアいっぱいで、紙はここまで色々使えるんだ!と思える展示です。
かみの工作所のディレクターの三星さんが作られる、「かみめがね」は眼鏡の代わりにいくつもの穴によって見える優れもの。災害時などに役立ちそうで、眼鏡っこな我が家には感動ものでした。
ミリメーターさんが作られた「LITE LITE」は三角と三角を合わさったときにつくペンライト。これも簡単な構造だけど使い勝手の良さに驚きがあり、枕元のお供になりそうです。
そのほか、梶本博司さんのネーミングは面白く、モノはかっこいい「イカそうめんシステム」、アダナも所有され様々な折型を提案されている「折形デザイン研究所」さん、見てびっくりの作品の寺田尚樹さん、三浦秀彦さん。プロダクトって無限の広がりがあるんだな、と面白さを感じました。刺激的な作品展、絶対お薦めです。

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「かみの道具展2」
2008.6.10-6.22 11:00-20:00(土日祝は18:00まで 月曜定休)

参加デザイナー:折形デザイン研究所/梶本博司/寺田尚樹/三浦秀彦/ミリメーター/三星安澄
主催:かみの工作所
企画:萩原 修
製造ディレクション:山田明良
会場・グラフィックデザイン:三星安澄


美篶堂ショップ・工房・ギャラリー http://www.misuzudo-b.com/
〒101-0021東京都千代田区外神田2-1-2 東進ビル本館1F
Tel : 03-3258-8181
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「紙」の大研究 3  紙をつくろう/ [本] 「紙」の大研究 3  紙をつくろう/ [本]
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2008年6月11日 (水)

産業廃棄物

活字のことについてです。
先日とある活字屋さんとお話していたら「活字は産業廃棄物なのだから、万が一の事があったら大変なことになる」とおっしゃっていました。(私は産業廃棄物関連の資格を持っているわけでもなく、とても詳しいわけでもないので、簡単に触れることにします。)
活字の成分は、を中心にアンチモン錫(スズ)との合金。この配合率は会社、国など場所が変われば変わります。鉛は比較的柔らかいので、錫で強化し、アンチモンで輝きを足します。こういった金属は単体でも毒性があったり、温度の変化などで結晶構造が代わり毒性が出たりするそうです。なので一般ゴミには出せず、産業廃棄物に指定されています。
先日、凸凹フェスタで手鋳込みの活字を作るとき、鍋でメツ活字(使用後使わなくなった活字)を溶かして使っていました。その匂いが「いいですね〜」と言ったら「あまり吸わないようにしてください」と言われたのは、この成分のためなのですね。

さて今回書こうと思ったのは、活字屋さんから「一般の家庭でもし活字が捨てられたら、責任はどこに来ると思う?」と言われたことでした。それは製造元になるので、一般の方には売りたくないという気持ちがでるのも理解できることでしょう。活版をこれから楽しむ私たちは、そういったことも知ってないといけないということですね。忘れずにもう一度、「活字は家庭ゴミでは出せません!」

しかし知っていればリサイクルして使えるものなのです。一般の活字屋さんはメツ活字では汚れやカスが多く、釜をすぐ洗わなければいけないので、業者に再処理をお願いして綺麗なインゴッドにしてもらってまた使います。朗文堂さん築地活字さんではメツ活字は送って下さいとWebでも伝えていますし、いらなくなったら近くの活字屋さんに相談に行くのもいいと思います。ルフトカッツェもこちらでお売りした「花形便箋」などにつく活字などに関しては、いらなくなったら送って下さいとお伝えしております。なので、それをどこかに覚えておいてください。

活字ではないですが、インクなどを落とす洗い油も活版屋さんで使われているモノは第4類第2石油類に分類され、「乙種第4類危険物取扱」の免許が必要とされています。以前朗文堂さんに相談した時に、ユーザーの方に「版画用溶剤」を薦められているとお聞きして、私も3月の展示会では会場が飲食にも使われるアトリエでもあり、免許もありませんので植物性の溶剤を使いました。匂いがオレンジ系の食器洗い洗剤のようでしたが、使い勝手はかわりませんでした。

といった、危険物が道具に含まれる活版印刷ですが正しく扱えばいいことなので、作るために持っている人も、インテリアとして持っている人も、覚えておいて楽しんでいきましょう。

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2008年6月 6日 (金)

ルフトカッツェのはなし

ルフトカッツェについてちょっと書こうと思ったら、一周年だということを今気がつきました!皆さまに支えられて一年、本当にありがとうございます。活版散歩も4月末に一年経ってましたが気がつかない内に過ぎていました。早いような、長いような。

さて、LUFTKATZEは独語で「空猫」の意。
私はいくつかのデザイン事務所(他DTPのインストラクターをしたり)などを経て、フリーとしてディレクター/グラフィックデザイナーをしております。そして活版印刷はフリーになってすぐに行ったドイツで始めようと決意したもの。全てはそこで出会った作品と考え方を、日本語も入れてできないだろうかと思ったのが発端です。そこから活版印刷屋さんを訊ね、色々な職人さんにお世話になり、教えて頂き今日に至ります。

基本、私・平川一人なのですが、たまに活版印刷の作品の時やイベントとき、夫・山本が出現します。普段は某出版社に勤める編集・営業・記者。あまりない休日を、イベントの時などはギリギリまで仕事をしてきた後に手伝ってくれています。なのに私が活版工房でもよく勝手に頭数に入れてカメラマンになったり、、、帰ってきた途端「これどう思う?」と見せられ、迷ったからってラフを強行海外出張先に送りつけられる、、、ですが、話しているうちに一緒にアイデア出したりと、陰のルフトカッツェでもあります。荻窪の工房を作る「エスパス・ア・ゴゴ」を知ったのは、彼がフランス語をエリック先生に習いに行ったのがキッカケ。これも何かの縁です。

この「エスパス・ア・ゴゴ」からの繋がりも驚くことばかりです。活版で知り合った人とも偶然繋がったり、つくしで突然あった方もそうだったり。中村活字さんから広がる繋がりも、いつもすごいと感じるのですが、そこからもエスパスに繋がって円ができたりするので本当にびっくりします。


Dsc07941 活版作品の組版は自分で組みますが、手きんで印刷できない内容のものは職人さんに印刷をお願いしていますし、お仕事の時にも職人さんにお世話になりますので、私だけでなく色々な方との繋がりで成り立っています。イベントなども色々な方と今後も一緒につくっていくことになると思います。(もちろんデザインのお仕事でも)

今後荻窪に工房(アトリエ?どう呼ぼうか思案中)を作ることによって、基本は変わりませんが実験的なことをしたり、ワークショップも独自の内容や、他の専門分野との組み合わせなど考えていきます。まだまだ準備段階ですが、楽しいものになるよう進めていきたいと思いますので、どうぞよろしくおねがいいたします。

Dscn3420 そしてもちろん猫好きなので、今飼えてない猫が工房の看板猫になってくれたら〜なんて夢もみますが、活字を食べたらどうしようとも思うので何とも言えません。(犬も羊もアライグマも好きです)

そういえば、先ほど活字の事でとある方と色々話したことがあったので、次回は活字について書こうかと思います。

では、良い週末を!

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2008年6月 5日 (木)

6月のつくし

久々に「つくし文具店」の日直の日でした。
以前まで金曜だったのですが、新日直も加わって変更になり今度から水曜担当になり、また新鮮な感じです。

今までつくしの日はいつも快晴でしたが、初めてちょっとくもりがち。
今日から新しい「てぶんぐ展」の展示もスタートしました。
4人のクリエーターがそれぞれ作られた「てぶんぐ」は個性豊かな面白いアイデアがいっぱいです。

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今日はカメラも忘れ、携帯も修理中で代変機のため写真も小さいまま撮ってしまいました。昼間寒くて思わずストーブをつけてしまいましたが、夕方には今年初めて蚊に刺されました。暖かくしすぎたかな。。。

国立本店の方ではてぬぐい展が同時に開かれています。
日直の日にこちらも寄れるといいのですが、開店時間がまったく同じなため行けないので残念です。てぬぐいは最近色々なクリエーターさん達が作られていますね。この展示も沢山の方々が参加されているので、きっと華やかなで楽しめると思います。梅雨ではありますが、皆さま是非足を運んでみてください。

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