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2008年4月21日 (月)

ドイツからのお客さま

ちょうど一ヶ月前くらいのこと、勉強会が終わって半泣きで展示会の準備をしてた頃、ドイツの活版工房・クリスタさんからの一本のメール。「私の知り合いが大事な仕事で東京に行くから、あなたの連絡先教えていい?」書いてあるのはこれだけだったので、案内をしてってことなんだろうか? 困ったときようの連絡先としてなのか?とよくわからなかったのですが、取り急ぎ「いいですよ」と返したのでした。その後メールのやり取りをして竹尾のペーパーショーに仕事でいらっしゃるとのことで、お会いすることになりました。

そのナディーネさんは製本家の方なので、折角ですので日本の活版屋さんプチ見学ツアーをすることに。日本で一緒に仕事をされている方もご一緒され、独語と英語を話されるナディーネさんは彼女とは英語、私とは独語で会話。そして周りは日本語。

あいにくの雨でしたが、まずは中村さんの所にお邪魔しにいきました。
Dsc07920 創業100年の趣、日本特有の活字の数、スダレケースの置き方などなど。ドイツとは違うことばかりで大きな目を開かれ驚きの連続。ちょうど鋳造をするものもあるとのことで、母型〜鋳造〜印刷まで見ることが出来ました。数々の中村さんがされたお仕事の名刺ファイルは、まるでアイデアの玉手箱のようで色々な個性を見ることができます。



日本の活版の流れを見た後は、大将の所へ。
ここではお互いの仕事の作品などの紹介をしました。大将は今まで刷った物を、私は商品を、ナディーネさんは製本されたノートなどを見せて頂きました。残念ながら写真は載せられないのですが、とても計算つくされた形、製本の新しいアイデア、色彩感覚、丁寧な作業、とてもとても素晴らしいもの。無駄がまったくなく、且つ美しいってすごいですね。彼女の作品はもしかすると冬くらいに日本で買うことができるようになるので、その時にはまた紹介したいと思います。

言葉がそんなに出来なくても、お互い作品があると色々楽しいですね。話していくと、なんだかんだと日本→ドイツ→日本で人との繋がりがあったりしてまた皆で驚いてました。

そして日曜は竹尾ペーパーショーへ。お昼に行ったらなんと1時間半待ち。やや時間をあけてから行ってもとにかく人・人・人。まるでバーゲン会場のように押し合いでした。
Dsc07932_2




Dsc07926_2 今日は製本の内田さんと、独語ペラペラの義母と共に天ぷらをいただきました。スリムな彼女は日本の定食の量がちょうど良かったようです。食後は二人の作品を見て楽しみました。同じお仕事でも技法がちょっとづつ違うので(内田さんはフランスの技法)製本の奥深さを感じます。日本はヨーロッパに比べると本も紙も安いし種類もあるので、毎日時間があれば紙屋さんと本屋さんめぐりをしているそうです。

私の今作っているエホンにも興味を持って下さり、完成したらお送りしてナディーネさんにも一冊製本して頂くことになりました。中身をいい物作らないといけないですね。
こういった交流ができるのは貴重ですし、とても楽しい時間でした。もっと語学がんばらねばと思うのと、クリスタさんに感謝です。またドイツか日本で会いましょう!

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