活版印刷を知る勉強会
活字彫刻の世界 〜文字の原点〜
沢山のお申し込みありがとうございました。
定員になりましたので、受付を終了させていただきます。
鉛を中心とした合金から成る、活版印刷の活字。凸版の活字を組み合わせ、押す圧力によって印刷されています。母型という凹の版を元に、いくつもの新しい鉛
活字が作られますが、ではその文字はどのようにデザインされ、作られていたのでしょう。昭和30年頃からは、書体デザイナーが文字を設計し、それを元にパターンから機
械で母型が彫られましたが、それ以前は鉛に直接文字を設計しながら、逆字に彫る「彫刻師」によって種字の文字が作られていました。
今回は活字を知る原点として、彫刻師として何万もの文字を彫られてきた清水金之助さんをお迎えし、実演を交えながらお話を伺います。ぜひ、貴重な技を直にご覧下さい。
■日時:
2008年3月8日(土)
13時15分開演(12時45分開場、終了は16時頃を予定しております)
■会場:
東京都中央区 明石町区民館 6、7号室
明石町区民館明石町14番2号
・東京メトロ日比谷線築地駅下車3番出口 徒歩7分
・東京メトロ有楽町線新富町駅下車4番出口 徒歩10分
■申し込み:
お名前/郵便番号/ご住所/電話番号/E-mail/ご職業/活版に関するご経験の有無/清水さんへのご質問 を添えて以下の下記アドレスまでご連絡ください。
katsuji00@gmail.com
注意:luftkatzeのメールアドレスとは違いますのでご注意ください。
■会費:2,000円 (ご参加の皆さま全員に清水さんからの記念品をご用意しております)
■定員:45名
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活字地金彫刻師
清水 金之助氏 1922(大正11)年1月10日生
1922年(14歳) 彫刻師、馬場政吉氏に内弟子入り
1942年 第二次世界大戦の陸軍に招集される。
1945年 大戦終了後、東京都大田区に地金彫刻工房設立。
1961年 ベントン彫刻機の普及による地金彫り衰退後、岩田母型に入社し母型彫刻に従事。その後独立。
1975年 彫刻事業を引退
2004年 活字研究会の要望から彫刻を再開。実演などを行う。(活字研究会会員)
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皆さまのご参加、心よりお待ちしております。
<活版印刷を知る勉強会事務局>
企画:平川珠希、藤本百恵
協力:LUFTKATZE、活版工房、中村活字