年賀状印刷
気が付けば、1月も半ば。
年賀状のお年玉当選ももうそろそろですね。
今年のLUFTKATZE年賀状は、黄・赤・青・緑を混ぜた印刷をしました。
以前「DANKE」カードでは、手きんで円盤の方に色を何種か塗り、ローラーを固定して印刷しましたが、今回は版そのものにインクを塗りました。木版なので、版画と同じ要領なのかもしれません。高さが6cmくらいある活字なので、面積が大きいため手きんではなく自動で平台の機械で印刷。(圧を強くしないと、ベタが出ないため)ローラーで一つ一つ色を付けていきます。
1回に刷れるのは3枚まで。3枚目は2回刷りをしないと色がつかなかったりもします。だからといって、最初にインクをのせすぎると、版に紙がくっついたり、2回廻って違う場所にも印刷されたり←。3枚印刷しては、版を開けて塗って、また印刷。まるで餅つきのようなテンポ(?)でした。そしてインクのしっかり載ったものは、1週間乾かないものもありました。
出来上がりの色は様々です。紙は版画用の紙と日本郵便の年賀葉書を使いました。
どちらも特徴がある仕上がりで、色ノリも良くできました。
2008の後には、文字と文字の空間にゴシックで「あけましておめでとうございます」や名前など入れました。
木活字は不規則なサイズなので、この間に入れる組みが難しかったです。空間が多い方が大変なことは多々あります。
何枚かこの文字を入れずに作ったカードがあります。1月中にWebよりお買いあげいただいた方限定で付いてきます(数量限定)。
この手法は鉛活字では、あまり色がよく乗らないようです。また違うカードを近い内作ってみようと思います。
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