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2007年10月

2007年10月29日 (月)

Design・Festa!

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2007年11月17日〜18日、東京ビッグサイト・西にてデザイン・フェスタが開催されます。LUFTKATZE(ルフトカッツェ)として出店することになりまして、商品販売、印刷相談を致します。商品は、現在Webに掲載されている物の他に、ドイツで制作してきた限定品、通常出していない副産物。新作もいくつか制作中です。
印刷相談では、年賀状や名刺など承ります(後日郵送になります)。
活版印刷物に直接触れていただき、また皆さまとお話、お会いできるのを楽しみにしていますので、是非お越し下さいませ!よろしくお願い致します。


Dsc07171_2 DesignFesta!

東京ビッグサイト西
2007年11月17日〜18日 11:00〜19:00
ブース:西1-C601

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2007年10月24日 (水)

番外散歩:DOCUMENTA12

Dsc06530 5年に一度、ヨーロッパ最大の近代アートイベント、ドキュメンタ。
今年はその年にあたり、6月から9月の約3ヶ月間、ドイツ・カッセルにて開催されました。
訪れた日は日曜日、会期ももうすぐ終わるころもあり、会場はとても混んでいましたが、会期中カッセルでのホテルは割り増し料金となり、周辺の街まで取れない状態です(私はICEで隣のゲッティンゲンに泊まりました)

駅に降りるとドキュメンタのパンフレットが。それにしてもこの分厚いのも無料。街中がドキュメンタとなっいて、この時期のデザイン誌の特集は全てドキュメンタ。ヨーロッパ各地から沢山の人が訪れています。

テーマは、「近代美術は我々にとってもう過去のものか?」「素の生き方とは何か?」「何をする?」の3つです。




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会場への案内板は全てこのデザイン。

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チケット売り場。大人は1日券18ユーロ。これ一つで5つの会場と駅までのバスなども乗れます。


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中心であるフリデリチアヌム美術館入り口の行列。他の会場を見て帰ってきても変わらぬ行列!!


すぐ近くにあるドキュメンタ・ハレ。
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ワンフロアーのみの会場に、等身大のキリンや大きなぬいぐるみ?、民族絨毯などスケールの大きい物を展示。



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左は展示の一つ。ここから見える風景が作品!?
第三会場Aue Pavillon。プレハブでできた一番巨大な会場。

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フリデリチアヌム美術館は入るのも入っても、入っても多くの人で作品を見るのに一苦労。
「Floor of the Forest」インスタレーション&パフォーマンス作品。

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山の上、ヴィルメルムスヘーエ城へはトラムとバスで。
水の城でガイドブックにも載っている所です。
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レンブラントの絵画の間に現代美術。これもDOCUMENTAです。

その他、興味のある方はサイトにも詳しく載っています(英語ページあり)
http://www.documenta12.de/

私の周りのドイツ人の反応は「今までで一番良くない」という意見が多かったです。
以前の会を見ていないので比較はできませんが、確かに難解なものが多かったです。
アミューズメントのような面白さもあり、見応えはあります。ただ、体力はいります。




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2007年10月22日 (月)

Miniature Book Competition

海岸印刷さんが(ブログをリンクしています)印刷された、赤井都さん著作「雲捕獲記録 Dancing on the Cloud」がMiniature Book Competitionで特別優秀賞を受賞されました!!おめでとうございます!!赤井さんは2年連続での受賞です。スゴイですね。
http://news.livedoor.com/article/detail/3353164/

この作品は7月の青山ブックセンターでのイベントでも出展されていました。
本は小説雑貨「言壺」でも購入できますし、ブログでは制作経過などが詳しく書かれていますので必見です。

海岸印刷さんはカメラも得意としているので、私は最近サイトの写真など何点かお願いしています。
友人が紹介される記事が見れるのは、とても嬉しいです。

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2007年10月18日 (木)

ドイツでの軌跡 - 8 ドイツと日本

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最後はLUFTKATZEのポスターを作りました。
とはいえ、この写真に写っている活字は工房でA〜Z揃っている一番大きなもの。高さは30cmほどあり、A1でないと印刷ができないので、写真だけ撮ってきました。ポイントだと、、、約800pt?

実際にはFragenと同じB3の紙に印刷できるよう組みました。
最初は紙の上に置いて確認。他に同じ大きさで貴重な古い書体があったので、そちらにしましたが、Aだけなかったので、書体を混ぜて作りました。
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ここまで大きいと、回すときにテニスでないですが、声を出すほど力が入ります。
私は最後回しきるとき、殆どハンドルに乗っかってました。
これ以上大きい文字の時は一体、、、
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黄色で数種類の紙に印刷。その後、黒でWebアドレスと、Fliegenkopfで印刷したというクレジットを入れました。大きい木活字はいつも暗い色で印刷しているとかで、染みこんでいるインクを取るのに10分以上磨きました。
ドイツと日本で違いの一つに「洗い油」が2種類あったこと。
日本は機械も活字も同じ洗い油(燃えないようになっている油です)ですが、こちらは活字用と機械用と違います。最初それを言うと「あなたの勘違いじゃないの?日本に確認しなさい」と言われたほど、こちらでは信じられない事のようです。木活字があるからでしょうか?

Dsc07056 そして、ステッキは日本のより細いので、大きな文字は1行づつ組んでいくぐらいです。
と思ったら、隣にあるのはイタリアのステッキ!!細い!!

大きな活字があるため、昔からポスターなども活版で作成されてきました。なので「日本はそんな小さな文字だけで、ポスターとかどうしてたの?」と聞かれたのですが、どうしてたのでしょう?
(知っているかたいらっしゃったら教えて下さい。)
そのせいか、日本の活版よりデザイン的な考えがあるように思えました。これは文化の違いですね。

今回は日本ではできない大きな文字を中心に制作しました。次ぎに来る時にはもっと面白い組版に挑戦してみたいです。


Dsc06719_2 クナップさんが使っているプラテンの印刷機。
フランクフルトのブックメッセに出店するための新作印刷で大忙しでした。版画やイラストレータとのミニ絵本を作っていたので、出来上がりがとても楽しみです。

このハイデルベルクの印刷機、機関車のようにかっこいい音でした。日本で聞いたプラテンの音とまた違って素敵。



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とても短い間ではありましたが、とても多くのことを学びました。最後の方に私は脳が容量オーバーになっていましたが。。。

この工房での沢山学んだこと、色々な人との出会いを大切に持って帰ります。Fliegenkopfの皆さま、本当にどうもありがとうございました!!


またいつか、帰ってきます。

(散歩訪問記はまだ続きます)

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2007年10月17日 (水)

ドイツでの軌跡 - 7 ローラーカード

カードを何種類か作りました。
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上から「花束をあなたに」「(南独での挨拶)グリュス・ゴッド!」「ファンタスティック!」と活字で文字を入れています。下地をローラーで作ってから印刷しているのです。この作業はなかなか楽しく、日本に帰ってからも作っています。

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Dsc06771_5一緒に作っていた エリカは、長くここに来てこの手法でのカードを作っているので、彼女のやり方を見ながら作っていました。左側の羽のような作品は彼女のもの!
色の出し方もすごく綺麗で素敵なものばかりでした。右は私が作った物。
同じものは二度と出来ないので、どのカードも世界で一つだけのオリジナルになります。偶然でできる絵柄も多いです。








活字は約物も使ってみました。月や顔、星座などかわいいものがいっぱい!こちらでは「シュモック」といい、花形との区別はないようです。(枠などに使うのはラインシュモックとなるだけ)

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サイズの違う活字を組むと、クワタの組み合わせ(クワタが置いてある場所)がよくわからず、細かく入れていたら他の込め物があったり、サイズがピッタリ合わないものを入れる所があったり、、、もう少し組んで見たかったです。

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2007年10月15日 (月)

ドイツでの軌跡 - 6 製本マイスター

工房の同じ建物に、「Hei」という色々な手工業の総合アトリエや教室などがあります。その中の木版やジュエリー制作などのワークショップをやる工房は、フリーゲンコプフと繋がっていて、一緒に作ったり、お互いの道具を使用したりするのです。

そこにほぼ毎日来ているのが製本マイスターのゼップ・シュロム(Sepp Schromm)さん。
彼は製本を中心に、マーブル染めや箱制作や古い木版の印刷などの先生をしています。
そのほかは、この工房で自身の仕事をしているのです。
長年仕事してきた一つがこの染め物。
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もともと日本の「墨流し」から海外に出て西洋でアレンジされた技術です。
発色がよくとても美しい作品ばかり。
仕事用のものは、これを製本の表紙に使ったり、箱の外装などに使います。
そのほか展示会用に作った物などを見せて頂きました。
その数の多いこと!!
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Dsc06657_2 作品で多かったのが、黒い紙に染めているもの。
「すぐできるものだよ」と言うのですが。。。こんな美しく、そしてかっいいシャープ模様もできるのはゼップさんならでは。
金と赤と黒のコントラストが一番かっこよかったです。
どれも素敵で、ずっと写真を撮ってしまいました。
そして彼は色々な資料も持っていて、次ぎから次ぎへと見せてくれました。ゼップさんの所に私が行くと帰ってこないので、後にクリスタさんに怒られたり。








インドの古い木彫りのもので印刷したもの。ものもと印刷用のものではない物もあります。こういう木版はフリーマーケットや骨董屋さんで見つけるそうです。生徒さんもフリーマーケットで5ユーロで見つけてきたって言ってました。
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Dsc06648_2 クリスタさんからの紹介のとき「大きな大きなマイスターよ」と言われました。全てのスケールが大きい、そしてバイエルンの地を愛し、音楽好きで、素敵な製本マイスターさんです。








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2007年10月12日 (金)

ドイツでの軌跡 - 5 Fragen

水曜日は嬉しい再会の日でした。
私にとって始めて活版に直に触れた時、最初にお会いした人がユルゲンさん。
フリーゲンコプフ立ち上げからクリスタさんと一緒に活動している彼は、水曜日のみ工房にやってきます。この日はハイデルベルグのプラテン印刷機のマイスター・クナップさんも来ていて、工房はにぎやかでした。

皆でアイスパーティー。ダブルを食べるのがドイツ式(?)
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この日はポスターを作成。
B3ぐらいの大きさのポスターです。

前日の夜テーマを考えていたのですが、こちらに来て人との会話がお互い質問が殆ど。
そこで「Fragen フラーゲン(質問)」をテーマにしました。
大きくFragenと入れ、その周りに質問文を入れよう。

ラフを見せながら、クリスタさんとユルゲンさんに話して皆で意見を出し合い、
格言も入れることにしました。

まず、メインのFragenの文字を紙の上で置いてみます。
もちろん大きいので木活字です。186ptくらいの大きさ。。。
そしてすぐ印刷です。色はオレンジにしました。
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Dsc06712格言の部分を組んで行きます。
中国の格言からですが、意味を見たら「聞くは一時の恥、聞かぬは一生の恥」と同意のよう。

日本ではクワタを他の行と合わせて計算するのですが、欧文は文字を入れて余白を計算してクワタを入れます。
全部の入れ具合が分からず、もう入らないくらい押し込んでクワタを入れるので、自分ではいっぱいに入れたつもりが「足りない」と言われたり。

この文字はシックな赤で印刷。







クリスタさん組み付け中。そして印刷。さすがにカードの時より回す力が入ります。
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周りに入れる質問文は、文章を次ぎの日までの宿題となりました。
ドイツ語の練習です。
作ってきた文章が「美しくない!」「ポジティブじゃない!」とダメ出しされて作り直したり。何とか全て組み上がり、最後は黒で印刷。LUFTKTZE & Fligenkopfの作品の出来上がりです。

ユルゲンさんとお会いできたのはこの日のみ。
1週間後に私が帰るというと、「次回は絶対オクトーバーフェストまでいるんだよ!」と。下戸ですが、今度は一緒にいきましょう。
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2007年10月 9日 (火)

ドイツでの軌跡 - 4 クリスマスカード

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クリスマスカードの作成開始です。
練習なので、指示通りに作っていきました。

「ドイツの正式なクリスマスカードのサイズ」いうことで、長方形(約210 × 105)の大きさに指定。ドイツ語でクリスマスは「Weihnachten ヴァイナハテン」です。
「frohe」はうれしい、喜びなどですので、メリークリスマスが「フローエ、ヴァイナハテン」になります。

大きい文字は68ptの木活字。積み木みたいに軽いです。
欧文は鉛活字の場合、字間を考えられて鋳造されているので基本字間の調整がいらないですが、木活字は少し調整がいりますので、「ih」の間や「ac」の間などに1ptか2ptのトタンを入れていきます。

「クリスマスと同時に年始の挨拶もいれるから、表はメリークリスマス、開けるとニューイヤーにしなさい。それに紙に余白があるから、自分の名前と絵でも入れて小さなカードも作りなさい。」
と。表のヴァイナハテンの後に「und(英語のand)」を小さく入れ、開けると「ein gutes neues Jahr(英語でA Happy New Year!)」と入れることに。

クリスマスが本場だけあり、クリスマス関連の絵や花形が揃っています。
行間にロウソクや鈴の花形を入れることにしました。
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とても盛りだくさんな内容。。。
紙を切る機械があるので、余白まで作ってから切れるんです。
いつも先に切っている(しかも手切りが多い)ので、とても贅沢に感じます。

「クリスマスの色は絶対に赤と緑!」と指定をされ、組み上がった所で印刷開始。
日本での校正機のような印刷機で刷ります。こちらではポピュラーに使われているそう。 Max Simmel 社 1964年Nürnberg製(ちなみにこの機械を輪転と間違える人が多いですが、円圧式です。)
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Dsc06625ローラーは自動で動き、ペダルで紙をおさえるレバーを上げ、紙を挟んで位置を決めたら、ハンドルをぐるりと圧胴と紙を動かします。このハンドル、文字が大きければ大きいほど回すのが力がいります。

そして印刷機の音がモールス信号のような音がして、とても不思議な感じでした。




Dsc06622_3 グルグルと印刷をしているとクリスタさんが、
「ゴールドもクリスマスの色だわ。私が印刷するからあなたは乾かない内にパウダーをつけなさい」と提案され、印刷交代。

Dsc06613_3 赤の上にゴールドのパウダーを載せ、後ろから赤がうっすら見えるように。なんて贅沢な!!







出来上がった物は上に吊して乾かします。挟んであるのですが、まったく後も付かないくらいのちからで、紙を上げるだけで挟まるのでとっても便利。日本にも欲しいです。

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2007年10月 6日 (土)

ドイツでの軌跡 - 3 工房初日

週が開けて、工房での作業のはじまりです。
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まずは何を作るか。とその前に、私はどんな活字があるかを見てからいつも作るので、
先日見せて頂いたのですが、、、何しろその数のすごいこと。
日本では主に使うのが6pt〜10.5pt(5号)でそのほかの見出しなど〜最大基本42ptまで。
ところが!こちらは木活字も次ぎから次ぎへと出てくるので、どれがどれやらわからなくなってしまうくらいです。
欧文の鉛活字は基本72ptまで、木活字は特別大きい物は高さ30cmくらいのものもあります。
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折角なので日本ではできないものを、と考え、クリスマスカードやポスターは作る予定にしていました。というわけで、最初にクリスマスカードから始めることに。
まず、ドイツで組むのは初めてなので、まずは活字の大きさ、クワタ、込め物などなど、道具の説明から。事前に読んで行ったのですが、活字の大きさなどは実際に触れてみると、頭での計算は飛んでしまいました。
ポイントで計算されているのですが、12pt=1Cicero(シセロ)、4Cicero=1Konkordanzと単位の呼び方が変わります。小さな活字以外は、ほとんど計算して組み合わせでクワタやインテルを入れていくので、ドイツ語で計算が同時になかなか出来ず、すぐ混乱。

クワタ、込め物など活字の間に入れるもの全体を「Blind Material」といい、
各々の名称は、
スペースなどに使う込め物は「der Ausschluss」、
日本の全角でのクワタは「das Quadorate」、
インテルは素材が鉛とアルミになり「die Regletten」、、、
組みゲラは「das Shiff 船」などなど。
使い方もちょっとづつ違います。
ステッキ(der Winkelhaken)に、日本では木インテルをまず入れますが、こちらではクワタで計ってステッキを固定させます。


ちなみに活字は3つくらい言い方があるので、人によってよく使っているのが変わっています。
この工房では、「die Schrift」「die Letter」は活字一つ一つ、活字全体を言うときは「der Buchstabe」が多かったです。(マインツではdie Letterが一番通じました)

この下の引き出しには全て活字、上にクワタなどなどが、2部屋いっぱいに置いてあるのです。クワタの場所を覚えるのには、時間がかかりそうです。
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2007年10月 3日 (水)

ドイツでの軌跡 - 2 ミュンヘン

マインツの後はミュンヘンに向かいました。
ミュンヘンの宿泊のトラブルがあり、その日にミュンヘンに宿泊できるかわからなくなったため、
同行していたY氏が電話交渉しつつウルム途中下車。ヤケ?で世界一高い塔の教会に登りました。本当に天辺まで登れるのです。ウルムの教会もゴシック様式でとてもかっこいいです。
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夜、なんとか予定と違うホテルに収まり、次ぎの日はミュンヘンの活版工房・Fliegenkopfへ。
記事を書いた縁もあり、こちらで制作(修行?)をすることになったのです。
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この工房の代表であるクリスタ・シュバルツトラウバーさん。
私は一年ぶりの再会でしたが、何か昔からの友人に会った感じです。
それは彼女の人柄からでしょう。

Y氏はドイツに仕事でよく来るので、ドイツ語は多少の聞き取りはできるのですが、基本英語とフランス語なので、クリスタの「あら〜残念だったわね、私は英語ほとんどダメなのよ。」とその後ドイツ語で勢いよく話されたのですが、がんばってドイツ語英語で返してました。


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工房のことや、日本のこと、来週からの計画などをたてつつ3時間近く色々お話をしました。工房や隣にある活版以外の工房の方々に紹介していただき、この日は工房を後に。

Y氏は次の日には日本へ。
私はこちらで約10日お世話になります。
とはいえ短い期間で、どれだけ出来るか。。。緊張と楽しみがいっぱいです。

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2007年10月 1日 (月)

散歩13 DRUCKLADEN

グーテンベルク博物館の隣に位置する印刷工房「DRUCKLADEN デュルックラーデン」。1990年に設立されたこの工房では、博物館の印刷物の作成、子供を中心としたワークショップなどを催しています。(↓右の大きな木の文字は、今年作られた物。椅子になるくらい大きいです)
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所狭しと活字や道具が置かれ、活版・版画に関するスペシャリスト達がスタッフとしていらっしゃいます。印刷物を乾かすために上から吊されているのが、展示の一つのようですね。

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企画展として展示会も常時催しています。この時は銅版画家の展示をしていました。
この工房でも印刷をされたそうです。
そして右には大きな木活字。この後ポスターになるのでしょうか。
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奥には活版印刷の全行程が書かれているパネルがあります。
左は日本でいう「地金彫り」の説明。
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この日は近くの小学校の課外授業の一つとして、子供達が紙版画と活版印刷の作業をしてました。
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好きな鉛や亜鉛の版を印刷している子も。木活字では、自分の名前を印刷していました。
左は印刷機と木活字。活字を並べ、マグネットで固定して紙を上にのせます。
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自分でレバーを引いて出来上がり。
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絵は重たい版を自分で運んで印刷。
先生は活字の所にいるだけで、絵の印刷は自分たちで好きに作業してました。 Dsc06391

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15歳までの誕生日の子供を招待したり、地元の小学校の授業の一環としていたり、子供を主体としたイベントなどの活動への功績として、責任者のDr Otto Martinが9月4日にドイツ連邦共和国より「ブンデスフェアディーンストゥクロイツ」を受賞しました。こうして子供達に伝えられていくことは本当に素晴らしいことです。


工房は見学自由ですので、博物館に行く際は是非工房にも立ち寄ってみて下さい。

Dsc06301DRUCKLADEN デュルックラーデン 
月〜金曜 9時〜17時(木曜のみ20時まで)
土曜 10時〜15時
休館日 日曜、祝日、年末年始など
見学無料 
ワークショップは基本子供のみ

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