番外散歩:DOCUMENTA12
5年に一度、ヨーロッパ最大の近代アートイベント、ドキュメンタ。
今年はその年にあたり、6月から9月の約3ヶ月間、ドイツ・カッセルにて開催されました。
訪れた日は日曜日、会期ももうすぐ終わるころもあり、会場はとても混んでいましたが、会期中カッセルでのホテルは割り増し料金となり、周辺の街まで取れない状態です(私はICEで隣のゲッティンゲンに泊まりました)
駅に降りるとドキュメンタのパンフレットが。それにしてもこの分厚いのも無料。街中がドキュメンタとなっいて、この時期のデザイン誌の特集は全てドキュメンタ。ヨーロッパ各地から沢山の人が訪れています。
テーマは、「近代美術は我々にとってもう過去のものか?」「素の生き方とは何か?」「何をする?」の3つです。
チケット売り場。大人は1日券18ユーロ。これ一つで5つの会場と駅までのバスなども乗れます。
中心であるフリデリチアヌム美術館入り口の行列。他の会場を見て帰ってきても変わらぬ行列!!
すぐ近くにあるドキュメンタ・ハレ。
ワンフロアーのみの会場に、等身大のキリンや大きなぬいぐるみ?、民族絨毯などスケールの大きい物を展示。
左は展示の一つ。ここから見える風景が作品!?
第三会場Aue Pavillon。プレハブでできた一番巨大な会場。
フリデリチアヌム美術館は入るのも入っても、入っても多くの人で作品を見るのに一苦労。
「Floor of the Forest」インスタレーション&パフォーマンス作品。
山の上、ヴィルメルムスヘーエ城へはトラムとバスで。
水の城でガイドブックにも載っている所です。
レンブラントの絵画の間に現代美術。これもDOCUMENTAです。
その他、興味のある方はサイトにも詳しく載っています(英語ページあり)
http://www.documenta12.de/
私の周りのドイツ人の反応は「今までで一番良くない」という意見が多かったです。
以前の会を見ていないので比較はできませんが、確かに難解なものが多かったです。
アミューズメントのような面白さもあり、見応えはあります。ただ、体力はいります。
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