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2007年10月 6日 (土)

ドイツでの軌跡 - 3 工房初日

週が開けて、工房での作業のはじまりです。
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まずは何を作るか。とその前に、私はどんな活字があるかを見てからいつも作るので、
先日見せて頂いたのですが、、、何しろその数のすごいこと。
日本では主に使うのが6pt〜10.5pt(5号)でそのほかの見出しなど〜最大基本42ptまで。
ところが!こちらは木活字も次ぎから次ぎへと出てくるので、どれがどれやらわからなくなってしまうくらいです。
欧文の鉛活字は基本72ptまで、木活字は特別大きい物は高さ30cmくらいのものもあります。
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折角なので日本ではできないものを、と考え、クリスマスカードやポスターは作る予定にしていました。というわけで、最初にクリスマスカードから始めることに。
まず、ドイツで組むのは初めてなので、まずは活字の大きさ、クワタ、込め物などなど、道具の説明から。事前に読んで行ったのですが、活字の大きさなどは実際に触れてみると、頭での計算は飛んでしまいました。
ポイントで計算されているのですが、12pt=1Cicero(シセロ)、4Cicero=1Konkordanzと単位の呼び方が変わります。小さな活字以外は、ほとんど計算して組み合わせでクワタやインテルを入れていくので、ドイツ語で計算が同時になかなか出来ず、すぐ混乱。

クワタ、込め物など活字の間に入れるもの全体を「Blind Material」といい、
各々の名称は、
スペースなどに使う込め物は「der Ausschluss」、
日本の全角でのクワタは「das Quadorate」、
インテルは素材が鉛とアルミになり「die Regletten」、、、
組みゲラは「das Shiff 船」などなど。
使い方もちょっとづつ違います。
ステッキ(der Winkelhaken)に、日本では木インテルをまず入れますが、こちらではクワタで計ってステッキを固定させます。


ちなみに活字は3つくらい言い方があるので、人によってよく使っているのが変わっています。
この工房では、「die Schrift」「die Letter」は活字一つ一つ、活字全体を言うときは「der Buchstabe」が多かったです。(マインツではdie Letterが一番通じました)

この下の引き出しには全て活字、上にクワタなどなどが、2部屋いっぱいに置いてあるのです。クワタの場所を覚えるのには、時間がかかりそうです。
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