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2007年8月19日 (日)

散歩11 真映社

先日樹脂版をお願いしたときに見せて頂いた、真映社さんです。
竹橋と神保町の間の神田錦町にあり、竹尾の本社にも近いです。

丁度夕方頃、亜鉛版を作る所だったので、出来上がるまでを見させていただきました。
凸版での活版では絵や活字でない文字など、主に樹脂版や亜鉛版を使用します。
他にもマグネ版や銅版などもあります。
ちなみに亜鉛版は活版専用ではなく、箔押しや平圧機でフィルムなどに印刷する場合にも使います。

亜鉛は劇薬の硫酸を使うので、使った分は貯めて業者に持っていってもらうそうです。腐食させるのに使います。

版に印刷する部分を転写し、チェックをして一度洗浄します。
Dsc06156
Dsc06157
Dsc06161



亜鉛は劇薬の硫酸を使います。腐食をさせるのですが、この使った液体は普通に捨てることはできませんので、貯めて業者に持っていってもらうそうです。洗浄の時に水を使っても硫酸に浸けた後の場合、やはり捨てれないので、分解して貯めるのです。
Dsc06153_2
Dsc06162_2

これが分解し、貯蔵する機械です。
Dsc06167



腐食が終わったら機械に入れて凸版になるのを待ちます。
一回作るのに、注文がこの面になるべく一杯になるのを待つそうです。劇薬を使うので、できるだけ一度に済ませられたらいいのですが、今回は半分弱での製版です。
Dsc06165
Dsc06164


15分待っている間、樹脂製版の方も見させて頂きました。
これが樹脂を現像する機械です。ネガと樹脂を露光させ、その後この版が作られます。
Dsc06169_2


Dsc06183 お願いした版のネガを発見!!
樹脂には厚みの違いや、柔らかさが違うもの、APRという流し込みで作るもの(真映社さんは既に板状のものを版にする)などがあります。





15分たって「開けますよ〜」と声がかかったので急いで下へ。
Dsc06170

緑の部分が凸になって出来てきます。
Dsc06173

上がった版を乾かしながら洗って、前との差を計量します。
Dsc06175_2
Dsc06177

そしていらない所は最後に削って(歯医者さんのようでした)出来上がり。
Dsc06181
Dsc06180

とても丁寧に綺麗に仕上げてくださいます。
樹脂や亜鉛の凸版を作るときには是非相談してみてください。


株式会社 真映社

凸版製版 樹脂や亜鉛版など
メールでの入稿もできますので、ご連絡の上送付してください。

〒101-0054
東京都千代田区神田錦町1-13
tel  03-3291-3025 
fax 03-3291-5026
shin.ei@mac.com

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