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2007年7月21日 (土)

ベタ面のタグカード

ベタ面のの多いものを、手きんと自動の印刷機で刷ってみました。
Dsc06096_1
Dsc06092

上が自動、下が手きん、だいたい3cm四方の大きさです。
ご覧の通り、手きんではムラが出てしまいました。
この状態で圧も強め、インクのノリも良くした所です。
機械によって特性があるので、刷る物によって変えていきます。
例えば、上記のようなベタ面をキレイに出したいなら自動の印刷機にします。
逆にムラを出したいなら自動でも手きんでも出来ます。

また、紙の特性でもよく変えることがあります。
自動の印刷機は吸盤で吸い上げて紙を給紙しますが、紙が軽すぎたり薄いと複数枚一度に持っていってしまうので、手きんで刷るようにすることがあります。和紙などは特に多いですね。
手差しの自動印刷機でも、やはり紙がローラーでひっかかったりというのがあります。
その点手きんは針に紙をひっかけて差し、押すだけですのである意味ティッシュのように薄くてもできるのです。このあたりの機械の差は、またいつか詳しく書きたいと思います。


ルフトカッツェの製品に付けているタグカードは、中村活字さんに作って頂きました。
いつも自分で作っているので、プロの方に発注するのもとても勉強になります。
今回は特別に印刷に立ち会わせて頂きました。

Dsc03724 まず色づくり。色は濃いセピア。

DICの色の配分表を見て、出す色の量を決めます。そして一番多い配分の色に他を少しづつ増やしていく。活版インクは既にある程度出来ている色に混ぜていくので、CMYK指定の感覚とちょっと違います。(その感覚で全く違うものに変化したことは何度も)
これも保存の仕方なども人それぞれのようです。
紙にラップをかけたり、名刺ケースに入れたり。
保存用乾燥剤のスプレーをかけます。

最初は黒・赤・黄・白の配分表から作ってみたのですが、「茶色からやった方がキレイになるかも」
とやり直したら確かに発色がキレイ!
Dsc03725 そして試し刷り。少しづつ機械を回して色がのってきた所で微調整。もうちょっと濃くするなら黒を少し加えて貰う。

中村さんの所の機械はデルマックス。
これがとても素敵な音を奏でて動きます。
F1じゃないですが、印刷機の音も楽しいです。





版も作ってもらいました。

Dsc03731活字屋さんは、活字で揃っているかを見るので、見た目にズレて見える微調整は、修正でお願いします。
余談ですが、このときは樹脂版を製版所に最初にお願いした時、版が潰れて仕上がってしまいました。写真の樹脂版はデータを一度大きく出力してから版に起こして貰ってます。受け取るときには確認をしっかりしないといけません。



そして、お詫びと訂正です。。。
実は、このタグのメールアドレスが間違ってました。
正しくはluftkatze@gmail.comです。
なんともお恥ずかしい。以後気を付けます。


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