宋朝体を組む
先日とある所から貴重な宋朝体の「ひらがな」を入手して工房に行くと、大将(工房の主)もどこからか同じ書体の漢字を入手してました。偶然同じ大きさの3号文字。ひらがなは新品、漢字は使用済みもの。この書体の母型を持っている所も少なく、活字自体、明朝はゴシック体より高いものなのです。
というわけで、お互い貰ってきた物を印刷見本として刷るために組みました。
漢字は何が入っているかわからないので、印刷すればわかりやすくなりということで。
「ひらがな」は、縦書きで組み「いろは〜」で並べました。
「いろは」は未だソラで言えず、家で文字確認をしたときは結局「あ行」から並べてみました。題材として使っているのに、なかなか覚えません。
組み版の時間は私の一番楽しい時間です。
印刷しないと実際の細かい所までわからないのですが、それを想像しながら文字間を空けたりするのはワクワクしてきます。。
本当は計算をちゃんとして組まなければいけないのですが、私は今最初ざっくり計算するくらい。咄嗟に計算できるには、まだまだ修行せねば。
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